歯ぎしりの原因と対処|東灘区の歯医者|にしうみ歯科・矯正歯科|深江駅徒歩1分

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歯科コラム

歯ぎしりの原因と対処|東灘区の歯医者|にしうみ歯科・矯正歯科|深江駅徒歩1分

歯ぎしり原因対処法について

まずははじめに、前項のブログでも少し触れましたが、実は歯ぎしりは止めることができません。ですが、対処することはできます

今回の投稿では歯ぎしりの原因や対処法についてもう少し詳しくお話しします。

歯ぎしりのタイプ

歯ぎしりのタイプは主に4タイプあります。

グライディング タイプ

上下の歯をギリギリと擦り合わせます。夜中にギリギリと音がなっていると言われる方はこのタイプですね。

ナッシング タイプ

歯の特定の部位を擦り合わせることが多く、全体ではなく一部分がすり減っていることが多い方はこのタイプと考えられます。

「キリキリ」「キシキシ」という感じで、あまり音が鳴らないため、気づかれにくいかもしれません。

クレンチング

上下の歯を強く噛みしめます。こちらのタイプも音が鳴らないですが、力が逃げにくいため、歯にヒビが入りやすかったり、欠けたりするリスクが高いと言えるかもしれません。

タッピング

上下の歯をカチカチと打ち鳴らします。

皆さんはどのタイプでしょうか。

歯ぎしりは多因子性のものとされているため、その原因については、まだ完全には解明されていません。

現状、歯ぎしりの原因とされていることとしては以下のようなものが挙げられています。

歯ぎしりの原因

ストレス

歯ぎしりは情動的な部分と関わりが深いとされており、原因の多くを占めるとされています。。

夜間の歯ぎしりだけでなく、昼間の歯ぎしりも問題です。

就寝時の歯ぎしりは自覚がないため非常に厄介です。

飲酒・喫煙

アルコールやニコチンの過剰摂取は、睡眠の妨げとなり、歯ぎしりを起こします。

噛み合わせ

歯並びが悪いと、噛み合わせが合わず、特定の歯だけが強く接触してしまいます。

歯ぎしりを軽減するには次のような方法があります

・ストレス軽減のため寝る前にぬるめのお風呂に入る

・ウォーキングなど適度な運動を行う

・リラックスして睡眠が取れる工夫をする

・顎、頬の筋肉をマッサージする

などです。

ただそれでも歯ぎしりを完全に無くすことは難しいと考えられます。

そんな方には夜間に装着するマウスピース「ナイトガード」の作製をお勧めしています。

ナイトガードはお一人お一人に合わせて、歯型を取り、オーダーメイドで作製します。

保険診療の範囲内で作製するため、

【 歯ぎしりチェックリスト 】

こんな人は要注意⚠️

✔️ 朝起きると奥歯や顎が痛い

✔️ 歯のすり減りがある

✔️ 集中している時に歯を食いしばっている

✔️ 原因不明の肩こりや頭痛がある

✔️ 冷たいものを飲むと歯がしみる、歯の根元が欠けている

歯とその周囲に与える影響とは?

強い力により、歯が大きくすり減ります。

歯のすり減りにより、歯の形が変化すると噛み合わせにおいて、接触する部位が変化しします。

奥歯が左右へ揺さぶられたり、象牙質が露出すると冷たいものがしみることがあります。また、ヒビが入ったり、その欠けた部分から菌が入り虫歯や歯周病の原因にもなります。

このように、歯がすり減る・欠ける・ヒビが入る・負荷により歯を支える骨が減るといった症状の他に、肩こりや頭痛など、歯以外のところにも悪影響を及ぼす可能性があります!

また、歯ぎしりが影響を及ぼすのは、歯だけではありません。

歯周病顎関節へも悪い影響を及ぼします。

一部分の歯において歯周病を著しく悪化させる、朝起きると顎が痛い、口が開きにくいなどの症状を引き起こすことも少なくありません。

歯ぎしりの自覚がある人は、口腔環境を悪化させないためにも、早めに予防することが大切ですね。

ご自身では気付きにくこともあるため、歯科医院での定期検診を受けていただくことをお勧めします。

当院では歯のすり減り、噛み合わせなどのお口全体の確認も行っております。

なんでもお気軽にご相談ください。皆様を歯を守るために、何かお役に立つことができれば幸いです。

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